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文科系アウトドア派のんびり遊楽人

「紙ふうせん(訃報を知って)」

August 29, 2009

 携帯メールの訃報の文字にオレは言葉が出なかった・・・

 2年前に出会い、立場は違っていたけど、同じ方向に向かって活動していた魅力的な女性が亡くなった。

 数ヶ月前に病に侵されていることを彼女に告知され、その後もお会いしたり、メールでの闘病生活の報告を受けたりしていたのに・・・あまりにも早い・・・

一昨日の会にも顔を出すと、元気そうにメールに書いていたのに

 今夜、彼女の足跡を振り返り、詩を書こうと、彼女のために時間を費やそうと思った。

 彼女の言葉の一つです。

 「全てが、前に一歩踏み出さなかったら、出会えなかっただろうし、わからなかったんだろうと思います。不思議なことに、ちゃんと自分ひとりでリスクを背負っていこうと決めたときから、自分はひとりじゃない、周りは助けてくれるということも信じられるようになったんです。」

 

 詩のベースは年代と今週NHK教育のLIFEを見ていたこともあり、陽水の曲をベースにしようかと思って、模索した。

 候補は、「人生が二度あれば」 「帰郷(危篤電報を受け取って)」 「夏まつり」 「星(終りのテーマ)」といずれも今オレのデスクの上にあるアルバム「陽水ライブ もどり道」から・・・

 「人生が二度あれば」にしようかと思ったが、彼女の前向きで、強い意思を持ち、明るい雰囲気には合わないと思い、ふぅっと頭によぎったユーミンの「ひこうき雲」をベースにした。

 原曲の歌詞と曲を実際に聴き、彼女の言葉とオレの想いでを言葉にした。

 マーピンに捧ぐ詩

 原曲「ひこうき雲」 作詞・作曲:荒井由美  替詩:Tackey

          「紙ふうせん」 

     街の縁側から 夢を描いてきた

     みんなの夕焼けが

     彼女を包む

     ありのままに 生きてきた

     居場所を探しながら

     無駄なことなんて 何一つもない



     ささえ 分かちあう そこに出会いがある

     彼女の想いは紙ふうせん



     街のしゃべり場から 夢を紡いできた

     ぶれない強い軸が

     彼女を飛ばす

     次の夢も描いていた

     あまりにも若すぎたと

     一度だけの人生 けれどしあわせ

  

     ささえ 分かちあう そこに出会いがある

     彼女の想いは紙ふうせん



     ささえ 分かちあう そこに出会いがある

     彼女の想いは紙ふうせん







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